さんまは、しゃべりの天才。
それはもう突出した才能がある。テレビでトークさせたら、右に出る者はいないんじゃないか。反射神経と言葉の選択のセンスは凄い。
ただ、いかんせん教養がない。
そこが限界かもしれない、と思ったりもする。
バラエティ番組の中で、素人でも誰でもどんな相手だろうときちんと面白くする。けれど、相手が科学者や専門家の場合、結局自分の得意なゾーンに引きこんでいくことはできるし、そこで笑いは取れる。
でも、相手の土俵には立たないというか、アカデミックな話はほとんどできない。
男と女が好いた惚れたとか、飯がウマいマズいとか、実生活に基づいた話はバツグンにうまいけど。
トークに関して大天才なのは認める。けれど、例えば数学者と話す場合、その笑いのキーがどこにあるのかわからない。
数学者の外見や私生活、奥さんの話を突っ込んで、そこから話を膨らませるのは上手いけど、数学そのものの話はできないから。これでもっと教養があればと、惜しいと思う時がある。
だからさんまは、“教養なき天才”ということ
ー バカ論
Reference:「個人」に関する成功者の言葉#4
人生をよりよく生きるために必要なTサイクルの8つの要素。今回は、そのうちの1つ、先天的資質や能力、性別など(個人的要因)に関する名言をご紹介しました。
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”When I do good I feel good, when I do bad I feel bad, and that’s my religion
ー Abraham Lincoln ”
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