「個人」とは、先天的資質や能力、性別などのこと。成功者の「個人」への向き合い方や捉え方を、名言や格言を通して紹介する。
ブラッド・スタルバーグ(作家)、スティーブ・マグネス(長距離マラソン トップコーチ)
体に負荷をかけたあとに休息すると、前よりタフな体になるように、心もストレスを受けたあとに回復すると、前よりも強くなる。
科学者たちによると、人間は誘惑に抵抗したり、物事を深く考えたり、強く集中したりするたびに、同じことが前よりもうまくできるようになるそうだ。(中略)
いずれにせよ、意志力であれ、自制心であれ、いかなる知力であれ、心を酷使し続けるとやがて疲れ果ててしまうだろう(少なくとも効率は落ちる)。かといって、まずは小さい問題を解決して力をつけなければ、精神的にタフで難しい問題を解決できるようにならない。
結局、行き着くのは「負荷+休息=成長」という原点なのである。
Reference:「圧倒的な思考力がある人」に共通すること
ビートたけし(お笑いタレント)
さんまは、しゃべりの天才。
それはもう突出した才能がある。テレビでトークさせたら、右に出る者はいないんじゃないか。反射神経と言葉の選択のセンスは凄い。
ただ、いかんせん教養がない。
そこが限界かもしれない、と思ったりもする。
バラエティ番組の中で、素人でも誰でもどんな相手だろうときちんと面白くする。けれど、相手が科学者や専門家の場合、結局自分の得意なゾーンに引きこんでいくことはできるし、そこで笑いは取れる。
でも、相手の土俵には立たないというか、アカデミックな話はほとんどできない。
男と女が好いた惚れたとか、飯がウマいマズいとか、実生活に基づいた話はバツグンにうまいけど。
トークに関して大天才なのは認める。けれど、例えば数学者と話す場合、その笑いのキーがどこにあるのかわからない。
数学者の外見や私生活、奥さんの話を突っ込んで、そこから話を膨らませるのは上手いけど、数学そのものの話はできないから。これでもっと教養があればと、惜しいと思う時がある。
だからさんまは、“教養なき天才”ということ
ー バカ論
Reference:「教養なき天才」――さんまの本質をピシャリと一言 ビートたけしの「愛すべきバカ論」
山口 周(コーン・フェリー・ヘイグループ シニア・クライアント・パートナー)
人がお金を払うのは、いつも「ユニークなもの」です。そして、自分を他者と差別化するポイントは常に、本人が当たり前と思っていることの中にこそ潜んでいるものなのです。
Reference:独学する時、まず「自分が今持っているもの」との掛け算を考える
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”Take life day by day, and be grateful for the little things. Don’t get stressed over what you can’t control
ー Author Unknown ”
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