横山信弘「自分をまず認めてくれる場所を手に入れることで、思考パターンを変えていく」

by 横山 信弘(経営コンサルタント)

「自己肯定感」とは読んで字のごとく、自分を肯定する感情。「自尊感情」とも呼びます。反意語は「自己否定感」。いろいろな自分を認め、ポジティブに捉えられる人を「自己肯定感が高い」と表現します。(中略)

「自己有用感」も読んで字のごとく、自分が有用だと思える感情です。自分の存在が周りの人に役立っている、貢献していると認識できているときに、この感覚を覚えます。(中略)

私自身、「自己肯定感」「自己有用感」どちらも低かった時代がありました。自分の存在意義を感じられず、その時期は大変苦しかった思い出しかありません。

私が変わることができたのは、「自己有用感」を覚えられる環境を手にしてからです。

「自己肯定感」を高めてから「自己有用感」を高めるのは、非常に難しいと言えます。自分自身をまず認めてくれる場所、環境を手に入れることで、自分の思考パターンを変えていく。その手順が最も再現性が高いと言えます。

何かの目標を持ち、その目標を達成させると「達成感」を覚えます。「自己肯定感」は達成感を覚えることで、高まっていくことでしょう。

しかし「結果」は簡単に出ません。ですが結果を出そうと努力することは誰でもできます。だからその努力の過程に着目し、認めてくれる環境を見つけることです。そんな環境に身を置くことで、少しずつ「自己有用感」は高まり、「自己肯定感」を覚えられるようになっていきます。

Reference:「環境」に関する成功者の言葉#4

人生をよりよく生きるために必要なTサイクルの8つの要素。今回は、そのうちの1つ、個人を取り巻く状況(環境的要因)に関する名言をご紹介しました。





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”I love to see a young girl go out and grab the world by the lapels. Life’s a bitch. You’ve got to go out and kick ass

ー Maya Angelou ”
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理系屋代表