田原総一朗「興味のあることを、手当たりしだいにやるのが1番」

by 田原 総一朗(ジャーナリスト)

僕はもともと絵描きになりたかった。小中学校で近畿のコンクールで入賞して、高校は美術部に入部。ところが2年生のとき、新入生の素晴らしい絵を見て、「自分のは“絵モドキ”だ」と気づいて断念しました。

次は作家になろうと考えました。ところが石原慎太郎の『太陽の季節』を読み、「これはとても書けない」と挫折。そのあと芥川賞を獲った大江健三郎の『飼育』を読んで完全に挫折しました。

僕は何をやっても才能がありませんでした。ただ、好奇心だけはあった。だから次々にいろんなことをやり、いまも自分の好きな仕事ができている。興味のあることを手当たりしだいにやるのが1番です。

Reference:「自己」に関する成功者の言葉#3

人生をよりよく生きるために必要なTサイクルの8つの要素。今回は、そのうちの1つ、自分が好きなことをやりたいと思うこと(自己承認)に関する名言をご紹介しました。




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”The first rule of kindness is to be kind to yourself

ー Bryant McGill ”
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理系屋代表