Richard M. DeVos Few things in the world are more powerful than a positive push. A smile. A world of optimism and hope. A 'you can do it' when things are tough

ウォーレン・バフェット「成功するには捨てること」

by ウォーレン・バフェット(投資家)

アメリカの著名な投資家であるバフェット氏。そんな彼の意思決定プロセスを紹介します。

ステップ1.書き出す:
目標25項目をリストに書き出す

ステップ2.選ぶ:
その中から、特に重要な5項目を選ぶ

ステップ3.分ける:
5項目の最優先事項が終わった後に、残りの20項目に取りかかる

この意思決定プロセスの特長は、自分がやるべきことを最初から明確にするのではなく、書き出してから明確にしている点だと思います。

アメリカの心理学者ディンクレッジによると、意思決定には、①計画型、②苦悩型、③衝動型、④直感型、⑤従順型、⑥延期型、⑦運命論型、⑧無力型という8つのスタイルがあります。

これらのスタイルを一言で表すと、①計画型は「私は計画的であり体系的に物事をとらえている」、②苦悩型は「私は決心できない」、③衝動型は「今決めて、あとで考えよう」、④直感型は「そんな気がする」、⑤従順型は「あなたがそれでよいなら私も」、⑥延期型は「明日考えよう」、⑦運命論型は「なるようになるさ」、⑧無力型は「わかっているが私には何もできない」となります。

このうち、望ましい意思決定スタイルとされる①計画型は、1.決定事項の明確化、2.情報収集、3.選択肢の明確化、4.根拠の評価、5.選択肢の中から最終選択、6.行動、7.決定と結果の検討という7ステップから構成されており、バフェット氏の意思決定プロセスは、このスタイルに該当しているといえます。

何か決める時に失敗が多いという人は、もしかすると意思決定の仕方に問題があるのかもしれません。

Reference:TABI LABO、キャリアカウンセラー養成講座 text5(日本マンパワー)





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”Few things in the world are more powerful than a positive push. A smile. A world of optimism and hope. A ‘you can do it’ when things are tough.

ー Richard M. DeVos
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理系屋代表