by 箕輪 厚介(編集者)
僕の周りには「やりたいことがある人」はもちろん、「やりたいことを見つけたい人」も集まってくれるんですが、そういう人に「やりたいことを見つけろ」と言ったところで、結局「やりたいことがありません」となってしまうんですよね。
SHOWROOMの前田裕二さんと学生向けの対談をしたときに、この「やりたいことがありません問題」が解決する方法を話してもらったので紹介します。
やりたいことは「意志」なので、英語でいうと「will」ですよね。
その下には「こういうことができます」という「can」、さらにその下には「これをしなければならない」という「must」があります。
人は「must」「can」「will」の順番で、成長していくと思うんです。
めちゃめちゃ強い「will」があるという人は、世の中のうちの5%くらい。
「やりたいことを見つけろ」と言ったところで、その5%が増えることはありません。
では、どうしたらいいか。
前田さんは学生たちに、「今までの人生で褒められたことを、全部紙に書いてください」というお題を出しました。
つまり、「あなたは何ができますか?」と聞いたんです。
「will」がなかったら、まずは「can」を見つけましょう。
できること「can」を死ぬほどやった結果、周りに評価されたり、お金を稼げたりしたら、それがやりたいこと「will」になるかもしれません。(中略)
できること「can」がない場合は、その下のしなければならない「must」をやりましょう。
「会社でコピーをとらなきゃいけない」とか「飲み会で片付けしなきゃいけない」とか、仕事でもそれ以外でも、しなければならないことは絶対にあります。
だから、やりたいことも能力もなかったら、まずは「must」をやりまくる。
そうすると「can」ができるんです。(中略)
西野さんとかホリエモンとか、僕みたいな、超強い「will」を持っている人を見て、「must」も「can」もまったくやっていない状態で、やりたいことばかり探す人が多い気がします。
超強い「will」があるならいいんだけど、それもないのに「will」を頑張ろうとしてもしょうがないんですよ。
Reference:箕輪厚介が納得した「やりたいこと」を見つけたい人への最適解
本ブログでご紹介している名言や格言は、成功するために必要な8つの要素に関するものです(【参考記事】上野洋平「成功するために必要な8つのこと」)。
8つの要素とは、自分が好きなことをやりたいと思う『自己承認』、他者に認められたいと思う『他者承認』、自分ならできると思う『自己効力感』、実現させたい『目的』、目的を実現させるための『行動』、自分が正しいと信じている『信念』、先天的資質や能力、性別などの『個人的要因』、自分を取り巻く『環境的要因』のこと。
“何をやっても上手くいかない” “毎日がつまらない” “やりたいことが見つからない” “どんな仕事に向いているかわからない” と感じるのは、あなたの考え方(信念)や目的を実現させる方法(行動)、自分を取り巻く状況(環境的要因)など、いずれかの要素に問題がある可能性がありますので、8つの要素に関する名言や格言を参考にしてみて下さい。
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