スーパーによると、私たちは、誰でも「自己概念」を持っています。
自己概念とは、「自分は何者であるか」「どういう存在であるか」という自己イメージのことで、もう少し具体的に言えば、「自分は何が好きで、何が嫌いか」「どのようなことを楽しいと感じる人間であるか」「自分は引っ込み思案である」などといったことです。
キャリアカウンセラー養成講座 text3 キャリアカウンセリングの理論 – 日本マンパワー
キャリア理論とは、職業選択や変更（以下、キャリア開発）はどのように行われ、また、それらはどのように行われるべきなのかについて、一連の考え方を示すものです。
今回ご紹介するスーパーは、元軍人で、軍人時代は軍隊で長続きする人とそうでない人の違いについて研究していたとのこと。
スーパーによると、キャリア開発を語る上で欠かせない自己概念は、「自分をどのように見るか（以下、自己認知）」「自分はどうありたいか（以下、理想的自己）」「他人は自分をどう見ているか（以下、他己認知）」という3つの要素からできているそうです。
また、「成績が良かったので褒める」「成績が悪かったので叱る」など、外部からの刺激も自己概念の形成に影響を与えるとのこと。
確かに、他人から「○○ちゃんは優しいね（他己認知）」と言われると、「自分って優しいんだ（自己認知）」と認識し、「優しくありたい（理想的自己）」と思うようになりますよね。
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”If you don’t love yourself, you cannot love others.
（自分を愛せない者は、他人も愛すことはできない）
ー Dalai Lama（チベット仏教最高指導者）
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