『7つの習慣』(スティーブン・R・コヴィー著)や『原因と結果の法則』(ジェームズ・アレン著)など大好きな本はありますが、著者たちが共通して提唱する行動は何か? 習慣は何か? を考えたうえで、そのエッセンスだけを愚直にやり続けることこそ、成功するための秘訣だという結論に達したのです。
こう語るのは、「習慣は第二の天性」をモットーに、社員研修や個人向けセミナーなどをおこなっている習慣化コンサルティング代表の古川武士氏。
この言葉の背景には、「成功哲学本はどの本も表現が異なるだけで書いてある内容はほぼ同じ」「成功する人は学んだことを具体的な行動に落とし込み、習慣にまで昇華させる」との見解があります。
古川氏の友人で、著書「人生成功」の統計学〜自己啓発の名著50冊に共通する8つの成功法則で世界的名著を分析した高田晋一氏によると、世界的名著には共通する「8つの成功法則」があるそうです。
「8つの成功法則」
成功をイメージする、楽観的になる、自分の直感に従う、他人に奉仕する、目標や目的をはっきりさせる、他人に思いやりを持つ、楽しいことに取り組む、自分の価値観を知る(文言は頻出順)
この「8つの成功法則」の解説と、法則を身に付けるために習慣化するとよいことは下記の記事で紹介されています。
・「成功哲学」ロングセラー50冊が口をそろえる、「些細なことだけど大切なこと」
・「成功哲学」名著50冊を分析! なぜ「己をよく振り返れ」と口酸っぱく説くのか
「自己啓発書を読んでも何も変わらなかった」という経験がある人は、一度試してみてはいかがでしょうか?
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”The elevator to success is out of order. You’ll have to use the stairs … one step at a time.
(成功へのエレベーターは故障中です。階段を使わなければいけません…一段一段)
ー Joe Girard(伝説の営業マン)”
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