Karen Salmansohn Be patient. Eventually you will see the beauty in your chaos, the purpose in your pain

石井洋二郎「健全な批判精神こそが”教養”の本質」

by 石井 洋二郎(東京大学教養学部長)

あらゆることを疑い、あらゆる情報の真偽を自分の目で確認してみること、必ず一次情報に立ち返って自分の頭と足で検証してみること、この健全な批判精神こそが、文系・理系を問わず、「教養学部」という同じ一つの名前の学部を卒業する皆さんに共通して求められる「教養」というものの本質なのだと、私は思います。

平成26年度 教養学部学位記伝達式 式辞

これは、平成27年3月25日に行われた東大教養学部の卒業式で、学部長の石井 洋二郎氏によって語られた言葉です。

この発言の背景には、東大の論文改ざん・ねつ造事件レポートにおける不正行為といった問題があると思います。

しかし、それだけではなく、ネットの影響により、他者の言葉を鵜呑みにし、健全な批判精神を働かせず、自分の言葉で語れない人が増えていることに対する危惧もあると思います。

「他者の言葉を鵜呑みにする」
「健全な批判精神を働かせていない」
「自分の言葉で語れない」

これらに該当する人は、冒頭で紹介した言葉が本当に石井氏の発言かどうか確かめることから「教養」を養うことを始めてみてはいかがでしょうか?

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”Be patient. Eventually you will see the beauty in your chaos, the purpose in your pain.
(我慢強くありなさい。混沌の中にある美のように、苦痛の中にある意味にいづれ気づく日がくるから)

ー Karen Salmansohn(作家)
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『語録.com』『理系就活一問一答』開設者兼管理人。京都大学大学院エネルギー科学研究科修了後、三井住友銀行に入行。預金・為替・融資業務から、銀行システムの企画開発、新卒採用活動まで幅広く従事。退職後は、中小企業向け財務コンサルティング及び金融業界志望者向け就職支援会社設立。現在は、理系ナビのキャリアアドバイザーとして、理系学生の就職やキャリアに関するアドバイスを行う。理系就活支援歴10年。大学講演含め、就活セミナー開催実績100回以上。支援学生数は延べ1500名超。