箕輪厚介「一流と一流以外の違いは、その場で即決するかどうか」

by 箕輪 厚介(幻冬舎 編集者)

――それでも、誘いがあったら受けるのですか

ノリで受ける。ビジネスでもなんでも、「一流」と「一流以外」の違いは、その場で即決するかどうか。

ホリエモンやキングコングの西野(亮廣)さん、SHOWROOMの前田(裕二)さんとかメタップスの佐藤(航陽)さん、落合陽一さんたちとLINEでやり取りをしていると、「行きたい」「やりたい」という曖昧な言葉は出ない。「行きます」「やります」なんです。もちろん都合があって「無理です」ということもあるけど、みんな基本的には面白いことには瞬間的に「行きます」「やります」と返事をします。

でも意外と、当日ドタキャンをすることがあるんですよ。僕もそうだけど、「あれ、いない」みたいな。見切り発車でもなんでも前のめりなんです。何でも誘われた時点で即断即決で手を挙げることが癖になってしまっている集団ですね。

でも、大企業に勤めた学生時代の友達とかのグループLINEでだと、返事が「行きたい」や「やりたい」なんですよね。

「えっ、どっち」ってなりますよね。

その時に気がついたけど、これは仕事においても全部同じだと思う。「行きたい」「やりたい」「人生変わりそう」という人は多いけど、やっぱりすごい人は、その瞬間に行動する。意識より先に行動がある。「行く」「やる」「人生変える」なんですよ。

Reference:水道橋博士となぜ格闘技 ヒット連発の編集者・箕輪厚介の「即決力」

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”The true perfection of man lies, not in what man has, but in what man is

ー Oscar Wilde ”
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理系屋代表