石川和男「G(ゴール)を設定したら、P(計画)を立てて、D(実行)する。実行した結果をC(検証)し、A(改善)するサイクルが、G-PDCAサイクル」

by石川 和男(時間管理コンサルタント)

言うまでもなくPDCAサイクルとは、生産管理や品質管理などの管理業務を円滑に進める手法。実践されている方も少なくないでしょうが、それは著者も同じ。

仕事のみならず、勉強、読書、執筆、講義進行、掃除、ダイエットまでにおいて、PDCAサイクルを回しているのだそうです。

ただし正確には、PDCAの前に「G」がつくのだといいます。どういうころなのかを探るため、第1章「G(ゴール)がなければ、はじまらない」を見てみたいと思います。

PDCAの前につく「G」とは、すなわちゴールのこと。どのようなゴールに向かっていくかを事前に設定することによって、計画が明確になり、モチベーションが維持できて1日の行動がぶれなくなるというわけです。

そこで本書においては、Gを含めたPDCAの回し方が解説されています。まずはG-PDCAサイクルの「用語説明」に注目してみましょう。

“◆ G-PDCAサイクル用語解説

・ Goal(ゴール)=目的を達成するための目標、自分の思い描いていたことが実現すること(夢、希望、願い、願望、志、奇跡、ビジョン、大願成就など、あなたの好きな言葉に置き換えてもいいです)

・ Plan(プラン)=計画

・ Do(ドゥー)=実行

・ Check(チェック)=検証、評価

・ Action(アクション)=改善、調整

(17ページより)

G(ゴール)を設定したら、P(計画)を立てて、D(実行)する。実行した結果をC(検証)し、A(改善)するサイクルが、「G-PDCAサイクル」だということ。

このサイクルを何度も回すことで、精度が増し、スピードもアップし、これまで以上の成果を上げることができるというのです。

Reference:重要なのは目標設定。「PDCA」ならぬ「G-PDCA」とは?

本ブログでご紹介している名言や格言は、成功するために必要な8つの要素に関するものです。

8つの要素とは、自分が好きなことをやりたいと思う『自己承認』、他者に認められたいと思う『他者承認』、自分ならできると思う『自己効力感』、実現させたい『目的』、目的を実現させるための『行動』、自分が正しいと信じている『信念』、先天的資質や能力、性別などの『個人的要因』、自分を取り巻く『環境的要因』のこと(【参考記事】語録.comとは?)。

“何をやっても上手くいかない” “毎日がつまらない” “やりたいことが見つからない” “どんな仕事に向いているかわからない” と感じるのは、あなたの考え方(信念)や目的を実現させる方法(行動)、自分を取り巻く状況(環境的要因)など、いずれかの要素に問題がある可能性がありますので、8つの要素に関する名言や格言を参考にしてみて下さい。

いずれかの要素で参考になる言葉が見つかれば、それが今のあなたにとって、必要な考え方になります。その言葉を取り入れることで、成功に近づくことが出来るでしょう。

なお、各要素は、ブログ記事のタグになっているので、要素ごとの名言や格言を簡単に参照することができます。

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あなたを、成功に導く言葉が見つかれば幸いです。





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理系屋代表