木田知廣「会社の業績を上げる原動力は、現場の社員」

by 木田 知廣 (シンメトリー・ジャパン代表)

好き嫌いにかかわらず、リーダーシップを「発揮せざるを得ない」状況というのはあるものです。要因は出世や昇進だけではありません。子供の学校でPTAの役員を任された、マンションの管理組合で理事長に選ばれた、ということもあるでしょう。

そんなとき、リーダーらしく堂々と振る舞えないと、周りからは「せっかく任せたのにがっかり」「リーダーの器じゃない」などと厳しく評価されてしまいます。「任せたそっちが悪いんだろう」と言いたくなりますが、グッと飲み込んで悔しい思いをかみしめる――。そんな経験をもつ人もいると思います。

そんな方に紹介したいのが「サーバント・リーダーシップ」です。(中略)

サーバント・リーダーシップでは、従来の組織図を逆転して逆三角形で考えます。つまり、会社の業績を上げる原動力は、逆三角形の上にいる現場の社員であるとの発想です。したがってリーダーの役割は、「組織の中の人びとを助ける」、つまり現場の人が業績を上げるのをサポートすることになります。

Reference:「仕事・お金の悩み」に関する成功者の言葉#4

人生をよりよく生きるために必要なTサイクルの8つの要素。そのうちの3つ、「自己承認」「他者承認」「自己効力感」から、人の悩みは、大きく3つのカテゴリー、「自己の悩み」「人間関係の悩み」「仕事・お金の悩み」に分けることができます(参考記事:「人が悩む3つの要素」「人が悩む3つの要素#2」)。

例えば、「自己の悩み」とは、自分の能力や健康のこと、「人間関係の悩み」とは、教育や交友、子育てのこと、「仕事・お金の悩み」とは、キャリアや給与のこと。

今回は、「仕事・お金の悩み」に関する名言をご紹介しました。





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”Go before the people with your example, and be laborious in their affairs

ー Confucius ”
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