宮川大輔「俺は絶対有名になったる。芸人としてかどうかはわからんけど、俺はなんかある。そんな思いがあった」

by宮川 大輔(お笑いタレント)

宮川は、NSC(吉本のタレント養成所)を卒業後の1991年、東京のレギュラー番組『吉本印天然素材』(日本テレビ系)への出演が決まり、順風満帆な芸人生活をスタートした。

雨上がり決死隊、ナインティナインなど、若手芸人12人による『天素』のメンバーは、ダンスもできるお笑いユニットとして活動。アイドル的な人気を誇った。

「クラブ活動の延長という感覚で、やってることは楽しかった。でも、自分のキャラがわからんし、芸人としてどうやねん、っていう思いはありました。

先輩芸人からは『アイドルみたいに踊って、なんやねん』という声が聞こえてきて。2年くらいで『天素』もあかんようになって解散。

まだ大阪に住んでたんですけど、雨上がりさんが東京へ行くことになって俺も行こうと。コンビを組んでた、ほっしゃん。(星田英利)に『東京行かへん?』って誘ったら『まだええわ』って。

だったら一人で行こうと。当時、つき合ってた彼女と一緒に上京しようと思ったんです。

で、25歳のとき、両親に『東京へ行って彼女と同棲する』と言ったら、めっちゃ怒られて。『結婚してないのになんで一緒に住むんや! あかん! 絶対許さへん』って。

じゃあ、結婚しよか、と。彼女も納得してくれて入籍。ただ、東京へ来たのはいいものの、芸人としての仕事は2カ月に1回程度でした」

生活費を稼ぐためにアルバイトを始めたが、長くは続かなかった。タクシーにガスを入れる仕事、深夜の宅配便の仕分け、ロシア料理のコックとしても働いた。

本人いわく「このころは、芸人ではなく、自称・芸人」。頭の中に、芸のことはまったくなかったが、野心だけは消えなかった。

俺は絶対有名になったる。芸人としてかどうかはわからんけど、俺はなんかある。そんな思いがあった――」

Reference:宮川大輔『イッテQ!』とことんやると決めた松本人志の言葉

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理系屋代表