八木早希『「でも」こそ、最強のネガティブワード』

by 八木 早希(フリーアナウンサー)

身近にこんな相槌をする人はいませんか?
「うん、そうだね、わかる。でもさー」
「君の言うことはわかる。でもね」

大事な相談事をしているとき、もしくは、聞いてほしいだけの他愛もない愚痴をこぼしているときでさえ、「でも」と言われた瞬間、それまでの話を「遮断」された気にならないでしょうか?

「でも」と言われた瞬間、それまでの「そうね」「わかる」は何だったの?テキトーな相槌だったのね、結局、「でも」の後が言いたいだけの繋ぎの言葉だったのね、という印象を与え兼ねません。(中略)

「でも」こそ、明るいとは対極の、人の話したい気持ちを萎えさせる、最強のネガティブワードなのです。

Reference:「人間関係の悩み」に関する成功者の言葉

人生をよりよく生きるために必要なTサイクルの8つの要素。そのうちの3つ、「自己承認」「他者承認」「自己効力感」から、人の悩みは、大きく3つのカテゴリー、「自己の悩み」「人間関係の悩み」「仕事・お金の悩み」に分けることができます(参考記事:「人が悩む3つの要素」「人が悩む3つの要素#2」)。

例えば、「自己の悩み」とは、自分の能力や健康のこと、「人間関係の悩み」とは、教育や交友、子育てのこと、「仕事・お金の悩み」とは、キャリアや給与のこと。

今回は、「人間関係の悩み」に関する名言をご紹介しました。





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”You cannot save people, you can only love them

ー Anaïs Nin ”
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理系屋代表