人間は9タイプに分類でき、それぞれに合った指導法があるとのこと。
まずは、自分のタイプを把握するために、①〜⑨の中から自分に最も当てはまると思うものを1つだけ選んでみて下さい。
①先輩・上司関係なくおかしいことはおかしいとはっきり意見を言う
②本当の意味での自分を理解してくれている人は少ないと感じる
③波風が立つのは避けたい
④上司や先輩から任されたことは忠実にその責任を果たそうとする
⑤親密な人間関係こそ、人生において最も大切だ
⑥集団の総意を得てから物事を決めたい
⑦人と競争して何かを達成することが好き
⑧色々なことをやりたくなるが詰めが甘い
⑨考えがまとまらないとなかなか行動できない
ーー選んだら先に進んで下さいーー
①を選んだあなたは、統率者タイプです。
[統率者タイプの特徴]
・姉御・兄貴肌で自分を頼ってほしい
[指導のポイント]
・考えていることを秘密にしない!指導者側が頼るぐらいがちょうど良い
・白黒はっきり付けたがる傾向あり
・今日中に課題を終わらせれば「勝ち」or「負け」など勉強を勝負に置き換えさせると効率UP
②を選んだあなたは、芸術家タイプです。
[芸術家タイプの特徴]
・ロマンチスト
・自分の世界観で好きか嫌いかを判断しがち
[指導のポイント]
・絶対に説得しちゃダメ!
・とにかく人と同じことが嫌い
・集団授業の塾より家庭教師の方が成績UP
③を選んだあなたは、調停者タイプです。
[調停者タイプの特徴]
・人をまとめるのが得意
[指導のポイント]
・マイペースで目標達成の意識が低い傾向あり
・目標達成が気持ち良いというイメージを植え付ける
④を選んだあなたは、完璧主義者タイプです。
[完璧主義者タイプの特徴]
・段取りが得意
・責任感が強い
[指導のポイント]
・目標を達成させようとしてはダメ
・上手くいかないのが当たり前と事前に伝える
・テストも要注意!計算ミスを気にして検算しすぎる傾向があるので、全体の配分を意識させる
⑤を選んだあなたは、献身家タイプです。
[献身家タイプの特徴]
・ダメな男(異性)に何度もダマされる
[指導のポイント]
・自分勝手なことをさせろ!
・感謝してもらえないとストレスになってヒストリックになりがちなので、いちいちちゃんと感謝する
・自分より他人の為の方が勉強がはかどる傾向あり
・「勉強してくれてありがとう」と感謝するとモチベーションUP
⑥を選んだあなたは、堅実家タイプです。
[堅実家タイプの特徴]
・コツコツ積み上げていくのが得意
・良いイメージだけだと逆に信用しなくなる
[指導のポイント]
・大きな目標を立てるとやる気を失う傾向あり
・短期的な計画を立ててあげると効率UP
⑦を選んだあなたは、達成者タイプです。
[達成者タイプの特徴]
・ありのままの自分を見せるのが苦手
・背伸びしてしまう
[指導のポイント]
・時間内に終わらせる事にこだわり勉強がおろそかになる傾向あり
・じっくり取り組ませる勉強法が成績UPに!
⑧を選んだあなたは、楽天家タイプです。
[楽天家タイプの特徴]
・他人の悩みを長時間きくことが出来ない
・無理でも高い目標を目指した方がやる気が継続する
[指導のポイント]
・良いイメージで伝えるとやる気が出る
・失敗したら褒める!成功したら褒めない!
・とにかくノリ重視
・薄めの問題集がオススメ
・次々に問題集が終わるとモチベーションUP
⑨を選んだあなたは、研究者タイプです。
[研究者タイプの特徴]
・オタク系の方に多く人を仕切るのが苦手
[指導のポイント]
・気になりだすとテストに出ない部分まで勉強してしまう
・1人で勉強させないようにする
Tモデル思考
いかがでしたか?実はこのテストは、エニアグラムと呼ばれるもので、一種の心理テストです。
このエニアグラムをTモデル(関連記事:ゆう「人生は変えられる」)で考えると、以下のようになります。
結果期待は、「自己承認」と「他者承認」に分けることができるので、①〜⑨のそれぞれのタイプは下記のように表すことができます。
①統率者タイプ(自己承認×自己承認)
②芸術家タイプ(自己承認+自己承認)
③調停者タイプ(自己承認×他者承認)
④完璧主義者タイプ(他者承認×他者承認)
⑤献身家タイプ(他者承認+他者承認)
⑥堅実家タイプ(他者承認×自己効力感)
⑦達成者タイプ(自己効力感×自己効力感)
⑧楽天家タイプ(自己効力感+自己効力感)
⑨研究者タイプ(自己効力感×自己承認)
①と②、④と⑤、⑦と⑧の矢印は、それぞれ自己承認欲、他者承認欲、自己効力感のレベルを表しています(①④⑦の方が②⑤⑧より程度が大きい)。
また、「×」は「×」の左右にくる要素が行動するために必要であることを表しています。例えば、⑨研究者タイプ(自己効力感×自己承認)であれば、自己効力感があっても(できると思っていても)、自己承認欲がない(自分で納得していない)と行動できないということです。
以上のことからわかるのは、人間の行動には、自己中心(自分のために行動)、他者中心(他者のために行動)、能力重視(能力があるから行動)という3つの行動基準があって、それぞれのレベルとバランスによってタイプ分けができるということです。
なので、教え方や接し方も、タイプ毎に変えた方が効率的だといえるのです。
Reference:フジテレビ
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”You cannot tailor-make the situations in life but you can tailor-make the attitudes to fit those situations.
ー Zig Ziglar ”
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