「将来、何になりたいの?」
子供の頃に大人からよく聞かれるありふれた質問だ。しかし、私はこの質問こそが大きな落とし穴だと感じている。[坪井安奈]【「将来何になりたい?」と子供に聞くのはNG】~やりたいことを実現できる職業を自ら編み出す時代~ – japan in-depth
こう語るのは、OL(会社員)兼タレントの坪井安奈氏。
坪井氏によると、「将来、何になりたいの?」という聞き方を子どもにしてしまうと、「夢=就職」という認識を子どもに持たせてしまいかねないとのこと。
「夢=就職」という認識が良くないのは、そうした認識を持っていると「就職=ゴール」になってしまうので、やりたいことが複数あっても、自ら選択肢を削ってしまい、両方を実現させるという発想になりにくいから。
「発信物を作りたい」「発信者として表に立ちたい」という両方の夢を叶えるために、自らOLタレントという言葉を創り出し、両方の夢を実現させた、実に坪井氏らしい言葉だと思います。
そんな坪井氏に子どもができたら「将来、やりたいことを全部挙げてみて。それをすべて叶えるにはどうしたらいいかな?」と聞くそうです。
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”The best inheritance a parent can give his children is a few minutes of his time each day.
(子どもにしてあげられる最善のことは、できるだけ一緒にいることである)
ー O.A. Battista(化学者)”
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