森川亮「自分が何に向いているかわからないなら、働いてみる」

by 森川 亮(LINE株式会社 元代表取締役社長)

ビジネスで生きていこうと思うなら、いろいろな場所で働いてみて、自分の能力を評価してもらい、自分には何が向いているかとか、どんな仕事がしたいかを見極めたらいいのではないかと思います。

恐らく、多くの学生は自分がどっちの方向に行けばいいか見えていないでしょう?それならば、部活やサークルなどより仕事したほうが、自分の可能性が見えるんじゃないでしょうか。

仕事を経験すると、自分の能力がわかる。仕事との相性がわかることもあります。さらに人の裏側もみえてきます。遊んでいるときと違い、仕事では人の本性もみえてきます。そういう経験をぜひ若いころに積んでほしい。

大学生ですから、もちろん勉強は大事ですが、大学の勉強そのものが実際のビジネスよりも古いんですよね。私は社会人になってから大学院にも2度通っていますが、個人的には社会に出るのであれば、社会に役立つことを学んでおいた方がいいです。やっぱりビジネスは最先端にいないと勝てないと思うので、最先端の人と一緒に働いてみるのが一番じゃないかと。だから、20歳くらいから、起業とかインターンを経験してみてほしいですね。

Reference:大企業で遠回りした15年 仕事人として軸を探す時間




本ブログでご紹介している名言や格言は、成功するために必要な8つの要素に関するものです(【参考記事】上野洋平「成功するために必要な8つのこと」)。

8つの要素とは、自分が好きなことをやりたいと思う『自己承認』、他者に認められたいと思う『他者承認』、自分ならできると思う『自己効力感』、実現させたい『目的』、目的を実現させるための『行動』、自分が正しいと信じている『信念』、先天的資質や能力、性別などの『個人的要因』、自分を取り巻く『環境的要因』のこと。

“何をやっても上手くいかない” “毎日がつまらない” “やりたいことが見つからない” “どんな仕事に向いているかわからない” と感じるのは、あなたの考え方(信念)や目的を実現させる方法(行動)、自分を取り巻く状況(環境的要因)など、いずれかの要素に問題がある可能性がありますので、8つの要素に関する名言や格言を参考にしてみて下さい。

いずれかの要素で参考になる言葉が見つかれば、それが今のあなたにとって、必要な考え方になります。その言葉を取り入れることで、成功に近づくことが出来るでしょう。

なお、各要素は、ブログ記事のタグになっているので、要素ごとの名言や格言を簡単に参照することができます。

また、自分や人間関係、仕事、お金に関するお悩みをお持ちの方は、「自己の悩み」「人間関係の悩み」「仕事の悩み」(就活生や転職をお考えの方は「就職の悩み」)「お金の悩み」タグをご参照下さい。

あなたを、成功に導く言葉が見つかれば幸いです。




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” Don’t think you are lovable only when you succeed at what the world demands. You are already worthy of love.

ー Haemin Sunim ”
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理系屋代表