坪田信貴「才能は、誰にでもある」

by坪田 信貴(坪田塾 塾長)

ノーベル賞を獲った人と、罪を犯した人。同じ性格の同じ過去を持った人だったとしても、結果次第でここまで見方が変わってしまう。”真逆の認知”をされてしまう。

このように人々は、「結果」からさかのぼって「物語」を作ろうとするものなのです。

結果を見て、それまでの認知が変わってしまい、新しい物語が出来上がる。このときのキーファクターとなるもの、大きなウェートを占めているものが、まさに「才能」なのです。

僕は2013年に『学年ビリのギャルが1年で偏差値を40上げて慶應大学に現役合格した話』を出版しています。タイトルのとおりのいきさつをまとめたものですが、この本がベストセラーになると、主人公のさやかちゃんについて「彼女はもともと才能があったんでしょ?」と多くの人から言われました。

どうやら人は”才能の有無”を、安易に断定したがるようです。でも、「才能」は生まれつきのものなのでしょうか? 一部の人にしか備わっていない、特別なモノなのでしょうか?

それに対する、僕の答えは「ノー」です。

才能は、誰にでもある。僕はいつもそう言っています。

Reference:「自分に才能がない」と嘆く人の残念な勘違い

本ブログでご紹介している名言や格言は、人生をより良く生きるために必要なTサイクルの8つの要素(「自己承認」「他者承認」「自己効力感」「目的」「行動」「信念」「個人的要因」「環境的要因」)に関するものです。

“何をやっても上手くいかない”“毎日がつまらない”と感じるのは、Tサイクルがうまく回っていないのかもしれません。

Tサイクルがうまく回っていない場合、あなたの考え方(信念)や目的を実現させる方法(行動)、自分を取り巻く状況(環境的要因)など、Tサイクルのいずれかの要素に問題がある可能性がありますので、Tサイクルの8つの要素に係る名言や格言を参考にしてみて下さい。

いずれかの要素で参考になる言葉が見つかれば、それが今のあなたにとって、必要な考え方になります。その言葉を、今のあなたに取り入れることが出来れば、Tサイクルは回り始めるでしょう。

なお、Tサイクルの各要素は、ブログ記事のタグになっているので、要素ごとの名言や格言を簡単に参照することができます。

また、自分や人間関係、仕事、お金に関するお悩みをお持ちの方は、「自己の悩み」「人間関係の悩み」「仕事の悩み」「お金の悩み」タグをご参照下さい。

あなたの人生を、より良くするための言葉が見つかれば幸いです。





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”The future can be better. You have the power to make it so

ー Karen Salmansohn ”
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理系屋代表