仲山進也「夢中になるための3条件は、やりたい、得意、喜ばれる」

by仲山 進也(楽天大学 学長)

仲山 (スライドを指して)「たまごち」と書いてあるのは「魂のごちそう」の略です。ネットショップをやっていると、夜中にお客さんからメールやレビューで、「めちゃくちゃよかったです。ありがとうございます」というようなことが書かれていて、思わず1人でガッツポーズしたり、ちょっとうるっときたり、というようなことを、みんなけっこう体験するんです。

それを「たまごち」と呼んでいて、「たまごちゲット!」と言って、店長さん同士で自慢しあったりしています。「たまごち」をもらえるようになると、活動が長続きしやすくなります。世の中から「やってよし」と言われるということですね。

青木 そうですね。世の中から自由を信託されるというかんじですね。

仲山 そうですね。そして、その3つ重なった状況を僕は「自己中心的利他」と呼んでいて、対義語としては「自己犠牲的利他」や「自己中心的利己」です。利他にはどっちかと言うと「自己犠牲を伴う」というイメージが強いですよね。でも、それだとこちらが消耗してしまうから長続きしないので、こちらがやりたいことをやっていたら喜ばれるということで自己中心的だけど利他という。なので、自己犠牲的利他ではないし、自己中心的利己、つまり単なるジコチューでもないということです。

青木 そうですね。自己犠牲はたぶん1番長続きしないし、自分も辛いですよね。

仲山 やっぱり、楽しみつつ人から良く思われたい(笑)。

Reference:夢中になるための3条件は「やりたい」「得意」「喜ばれる」 自由に働くために必要な“自己中心的利他”の精神とは

本ブログでご紹介している名言や格言は、人生をより良く生きるために必要なTサイクルの8つの要素(「自己承認」「他者承認」「自己効力感」「目的」「行動」「信念」「個人的要因」「環境的要因」)に関するものです。

“何をやっても上手くいかない”“毎日がつまらない”と感じるのは、Tサイクルがうまく回っていないのかもしれません。

Tサイクルがうまく回っていない場合、あなたの考え方(信念)や目的を実現させる方法(行動)、自分を取り巻く状況(環境的要因)など、Tサイクルのいずれかの要素に問題がある可能性がありますので、Tサイクルの8つの要素に係る名言や格言を参考にしてみて下さい。

いずれかの要素で参考になる言葉が見つかれば、それが今のあなたにとって、必要な考え方になります。その言葉を、今のあなたに取り入れることが出来れば、Tサイクルは回り始めるでしょう。

なお、Tサイクルの各要素は、ブログ記事のタグになっているので、要素ごとの名言や格言を簡単に参照することができます。

また、自分や人間関係、仕事、お金に関するお悩みをお持ちの方は、「自己の悩み」「人間関係の悩み」「仕事の悩み」「お金の悩み」タグをご参照下さい。

あなたの人生を、より良くするための言葉が見つかれば幸いです。





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”It is possible to love someone dear to you with human love, but an enemy can only be loved by divine love

ー Leo Tolstoy ”
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理系屋代表