中田敦彦「覚悟を決めると、確実に成長する」

by中田 敦彦(お笑いタレント)

福田

以前中田さんがテレビで「頑張るのは当たり前だ。大事なのは覚悟を決めること」ってお話されていて、それがすごく印象に残っています。「新しいチャレンジのときは、いつも覚悟が問われている」ともお話されていましたが、中田さんからすると「頑張る」と「覚悟を決める」って何が違うんですか?

中田さん

覚悟を決める…確かにボクがよく使う言葉ですね。人って誰しも大舞台があると思うんですよ。ボクにとっては新しい番組を始めることは大舞台だったし、音楽やアパレルを始めるときもそう思って臨んでいました。大舞台に上がるときって、必ずプレッシャーがかかりますよね?

福田

「絶対に成功させなきゃ」って気持ちになります。

中田さん

そうです。たとえば4番バッターが9回裏のツーアウト満塁で登場したら、球場は大盛り上がりですよ。「あいつなら必ず打ってくれる!!」って。これ、本人からしたらとんでもないプレッシャーじゃないですか。

福田

うわぁ…想像しただけで怖いですね…

中田さん

でも、プレッシャーって自分視点の言葉であって、客観的に見ると「期待」なんですよ。だって、これってマンガだったら最高にヒーローですよね? みんな「あいつならやってくれる!!」って思われるような4番バッターになりたくて野球を始めたんでしょう? 努力してきた人からすると、夢にまで見た舞台なんですよ。

ここで「頑張る」と「覚悟を決める」の違いの話に戻ります。その場面で打席に立って普通にスイングする。これが「頑張る」です。じゃあ「覚悟を決める」っていうのは何なのかと言うと…そこで「ホームラン予告」をすることなんです。

福田

自分からハードルを上げるってことですか!?

中田さん

そうです。「覚悟を決める」って言うのは、「ボクならやります」ってまわりに宣言することなんですよ。「頑張る」って当たり前だから宣言はしませんよね。だからダメでも「すいません」で終わる。まわりも「頑張ったんだからしょうがないよ」ってなります。一方で「覚悟を決める」っていうのは、すごくリスクがある行為です。だって三振したら、ボロカスに叩かれますからね。ボクだったら泣き叫ぶかもしれませんよ(笑)。

福田

そこまでして、「覚悟を決める」必要性ってなんなのでしょう?

中田さん

覚悟を決めると、確実に成長するんです。だって周囲に宣言したら、絶対になまけられないですよね? 「お前あれだけのことを言ったんだから、わかってるよな?」って目でみんなから見られる。そんな人の練習量と、黙って練習している人の練習量は比にならないと思いますね。

福田

なるほど…じゃあ中田さんがよくビッグマウスと言われているのは、覚悟を決めているってことなんですね。

中田さん

はい。今やっているアパレル事業も「原宿に店を出す」って豪語して、絶対にしくじるわけにはいかないって気持ちで臨んでます。

Reference:大舞台で“ホームラン予告”をせよ。中田敦彦がR25世代に伝えたい「圧倒的に成長する方法」

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