ラリー・ペイジ「届きそうにない高みを目指さなければ、高く飛べない」

byラリー・ペイジ(Google 共同創業者)

米国に渡って挑戦したのが、国防高等研究計画局(DARPA)が主催した自動運転の賞金レースだった。スラン氏はスタンフォード大から出場したが、2004年の初大会は水たまりで動けなくなりリタイア。翌05年に大本命のカーネギーメロン大を抑えて優勝する。ただ、スラン氏は2年がかりで完走する苦労を味わい、「正直、あの当時は自動運転車が街中を走るのは遠い未来のことだと思っていた」と打ち明ける。

その考えを変えたのがペイジ氏だった。「届きそうにない高みを目指さなければ、高く飛べない」。ペイジ氏はその高みを「ムーンショット」という言葉で例えた。月まで届くような大ジャンプを狙わないと、本当に世の中を変えうるディスラプションは実現し得ないと言うのだ。

ペイジ氏の熱意に感銘を受けたスラン氏はグーグルに参画して自動運転車の開発を始める。その後、社内でも秘密組織と呼ばれた先端研究部門「グーグルX」の初代トップに就いた。そこに集まったのは、本気でムーンショットを狙う、まぎれもない世界トップ級の天才たちだった。「あれほどエキサイティングな場所はなかった」

Reference:1000万人育むグーグル・カーの父 スラン氏の教育革命

本ブログでご紹介している名言や格言は、成功するために必要な8つの要素に関するものです。

8つの要素とは、自分が好きなことをやりたいと思う『自己承認』、他者に認められたいと思う『他者承認』、自分ならできると思う『自己効力感』、実現させたい『目的』、目的を実現させるための『行動』、自分が正しいと信じている『信念』、先天的資質や能力、性別などの『個人的要因』、自分を取り巻く『環境的要因』のこと(【参考記事】語録.comとは?)。

“何をやっても上手くいかない” “毎日がつまらない” “やりたいことが見つからない” “どんな仕事に向いているかわからない” と感じるのは、あなたの考え方(信念)や目的を実現させる方法(行動)、自分を取り巻く状況(環境的要因)など、いずれかの要素に問題がある可能性がありますので、8つの要素に関する名言や格言を参考にしてみて下さい。

いずれかの要素で参考になる言葉が見つかれば、それが今のあなたにとって、必要な考え方になります。その言葉を取り入れることで、成功に近づくことが出来るでしょう。

なお、各要素は、ブログ記事のタグになっているので、要素ごとの名言や格言を簡単に参照することができます。

また、自分や人間関係、仕事、お金に関するお悩みをお持ちの方は、「自己の悩み」「人間関係の悩み」「仕事の悩み」(就活生や転職をお考えの方は「就職の悩み」)「お金の悩み」タグをご参照下さい。

あなたを、成功に導く言葉が見つかれば幸いです。




−−

”A seed sown in the ground when nurtured mindfully would reap bountiful harvest

ー Master Cheng Yen ”
Top Photo By BK, on Flickr

理系屋代表