ヘザー・ランディ「子供にどんな人生を送りたいか考えさせる問いかけは、”どんな問題を解決したいか?”」

byヘザー・ランディ(Quartz at Work  編集者)

子供にどんな人生を送りたいかと考えさせるには、どんな方法が好ましいだろうか。Quartz at Work の編集者ヘザー・ランディは、元小学校教師で現在は行政部門で働いている姉妹から、代わりにこんな問いかけがあると教わった

どんな問題を解決したいか?

この問いかけは、はるかに自由な議論へと──結果として、より活気のある議論へと──子供たちを導く。彼らの価値観について、さらには、彼らが世界に前向きな変化をもたらし得るさまざまな方法について、話がふくらむだろう。一般的な仕事を通じて、ボランティアや家庭を通じて、あるいはそれ以外の方法を通じて、どのような変化をもたらすことができるだろうか。

ランディの娘のイジーは、2つの問いかけにどのように答えただろうか。母親から大きくなったら何になりたいかと質問されて、当時9歳のイジーは、肩をすくめてわからないと言った。しかし、おばから、将来どんな問題を解決したいかと質問されると、イジーは気候変動だと即答した。

「そこで私たちは、彼女がどんな方法で解決できるだろうかと話し合いました。科学者になるか、法律家になるか、それともジャーナリストになるか」と、ランディは振り返る。

子供の想像力を刺激する賢い質問だ──そして、キャリアを変えようかと考えている大人にとっても、役に立つ質問だ。

Reference:「大人になったら何になりたい?」はなぜタブーなのか

本ブログでご紹介している名言や格言は、成功するために必要な8つの要素に関するものです。

8つの要素とは、自分が好きなことをやりたいと思う『自己承認』、他者に認められたいと思う『他者承認』、自分ならできると思う『自己効力感』、実現させたい『目的』、目的を実現させるための『行動』、自分が正しいと信じている『信念』、先天的資質や能力、性別などの『個人的要因』、自分を取り巻く『環境的要因』のこと(【参考記事】語録.comとは?)。

“何をやっても上手くいかない” “毎日がつまらない” “やりたいことが見つからない” “どんな仕事に向いているかわからない” と感じるのは、あなたの考え方(信念)や目的を実現させる方法(行動)、自分を取り巻く状況(環境的要因)など、いずれかの要素に問題がある可能性がありますので、8つの要素に関する名言や格言を参考にしてみて下さい。

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”When one door of happiness closes, another opens; but often we look so long at the closed door that we do not see the one which has been opened for us(ある幸せの扉が閉じても、別の幸せの扉が開く。しかし、時として我々は閉じた扉ばかりに目を奪われ、開いた扉に気付かないことがある)

ー Helen Keller(ヘレン・ケラー)”
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理系屋代表