アルベルト・アインシュタイン「バカを試みる者だけが、不可能を可能にできる」

by アルベルト・アインシュタイン(物理学者)

 バカを試みる者だけが、不可能を可能にできる――。

相対性理論を提唱したことで知られ、20世紀最大の物理学者と評されるアルベルト・アインシュタインの残した言葉です。(中略)

「エジソンだってライト兄弟だって、スティーブ・ジョブズだって、みんな最初はバカなやつだと笑われたはずです。バカを貫くことは、世間の常識を疑い、常識と戦うことだからです。しかし、世間の常識を徹底的に疑い、そこから『新しい常識の在り方』まで創り上げる人のことを、人は『天才』と呼ぶのです。

つまり、天才はその始まりにおいては必ず『バカ』だということです。既存の枠組みの中で優秀な結果を残していく『秀才』では決して天才になることはないのです」

スティーブ・ジョブズも『ハングリーであれ、愚か者であれ(Stay hungry, stay foolish.)』という有名な言葉を残しています。天才は、みんな昔「バカ」だった、のではないでしょうか。

「実はジョブズのこの言葉は、仏教で説かれる『三昧(ざんまい)』の思想と同じなんです。三昧とは、集中して、没頭して、無我の境地に達した心境のことを言います。つまり、常識とか、周囲の目とか、他者からの評価とか、そういったことを全く何も考えず、ただ目の前のことに無心になって、すべてを忘れて熱中して取り組む。そうした状態に陥っている人のことを『バカ』だと考えています」

Reference:社会を変えた天才は、みんな「バカ」だった

人生をよりよく生きるために必要なTサイクルの8つの要素。今回は、そのうちの1つ、興味や関心など、自分(自己承認)に関する名言をご紹介しました。




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”Sometimes letting things go is an act of far greater power than defending or hanging on

ー Eckhart Tolle
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理系屋代表