「環境」に関する成功者の言葉#4

「環境」とは、個人を取り巻く状況のこと。成功者の「環境」への向き合い方や捉え方を、名言や格言を通して紹介する。

ビートたけし(お笑いタレント)

SMAPはデビューしていきなり売れたわけじゃない。その前の少年隊や光GENJIなんかと比べて、全然売れなかった。

それを何とかしようと、女マネジャーがおいらやさんまのところに近づいてきた。アイドルじゃダメだからバラエティで勝負させようと考えたんだろうけど、それは頭のいい作戦だと思った。

そして同時にあいつらがバラエティに来たら、マズいことになると直感した。だって、軍団なんて顔はマズいし歌も踊りもダメ。ただ、くだらないというだけで勝負していたのに、見た目がよくて歌って踊れる兄ちゃんたちがバラエティに来たら勝てない。それで面白いことを言えば、ギャップが利いている分、芸人よりもウケるんだから

ー バカ論

Reference:「SMAPに脅威を感じた」 ビートたけしの「愛すべきバカ論」(2)

横山 信弘(経営コンサルタント)

「自己肯定感」とは読んで字のごとく、自分を肯定する感情。「自尊感情」とも呼びます。反意語は「自己否定感」。いろいろな自分を認め、ポジティブに捉えられる人を「自己肯定感が高い」と表現します。(中略)

「自己有用感」も読んで字のごとく、自分が有用だと思える感情です。自分の存在が周りの人に役立っている、貢献していると認識できているときに、この感覚を覚えます。(中略)

私自身、「自己肯定感」「自己有用感」どちらも低かった時代がありました。自分の存在意義を感じられず、その時期は大変苦しかった思い出しかありません。

私が変わることができたのは、「自己有用感」を覚えられる環境を手にしてからです。

「自己肯定感」を高めてから「自己有用感」を高めるのは、非常に難しいと言えます。自分自身をまず認めてくれる場所、環境を手に入れることで、自分の思考パターンを変えていく。その手順が最も再現性が高いと言えます。

何かの目標を持ち、その目標を達成させると「達成感」を覚えます。「自己肯定感」は達成感を覚えることで、高まっていくことでしょう。

しかし「結果」は簡単に出ません。ですが結果を出そうと努力することは誰でもできます。だからその努力の過程に着目し、認めてくれる環境を見つけることです。そんな環境に身を置くことで、少しずつ「自己有用感」は高まり、「自己肯定感」を覚えられるようになっていきます。

Reference:「自己肯定感」と「自己有用感」の違い、それぞれの高め方

ニコラス・シャンフォール(著作家)

チャンスが二度も扉をたたくと思うな

Reference:人生を変えるチャンスの扱い方 成功者だけが知るたった1つの絶対ルール





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”Hell and heaven are not geographical places. They merely indicate the states of the human mind

ー Swami Parthasarathy
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理系屋代表