花咲舞に学ぶ銀行読本

花咲舞に学ぶ銀行読本「銀行員が感じる違和感」

by ゆう(元銀行員・キャリアアナリスト)

今回は、池井戸潤さん原作の銀行ドラマ「花咲舞が黙ってない」の第2話で感じた違和感について書いてみます。

まず、花咲舞が実家の居酒屋で上司と酒を飲みながら業務の話をしていたシーンについて。

銀行では、銀行から外に出た時点で、業務内容を口にすることは禁止されています。理由は、顧客名などの個人情報はもちろん、企業の機密情報を取り扱っているから。

聞かれちゃまずい人に聞かれてしまったら、銀行の信用問題に関わってきます。

これは、銀行員であれば、新人の頃から何度も何度もしつこいくらい言われることなんです。

それなのに、部下を指導する立場にある相馬さん(花咲舞の上司)は、自分のまわりにたくさん人がいる居酒屋で、しかも部外者である花咲舞の家族がいるにもかかわらず何の躊躇(ちゅうちょ)もなく話してました笑

次に、支店長が行った顧客データの流出について。

これは、まずありえません。

支店長でなくても、顧客データの閲覧記録が残ることは銀行では常識です。足がつくのはわかりきってます。にもかかわらず、データを抽出したのも、売ったのも支店長だなんて。

やるならもっとうまくやらないと笑

と、こんな感じでまだまだ突っ込めますが、今回はこれでやめときます。

ただ、初回と2話目に共通しているのは、主人公が権力に打ち勝つという構図。これはまさに「半沢直樹」と同じパターンです。

Reference:日テレ

About ゆう

銀行出身のキャリアアナリスト