花咲舞に学ぶ銀行読本

花咲舞に学ぶ銀行読本「銀行はお固くて古くさい組織」

by 花咲 舞(東京第一銀行 臨店班)

池井戸潤さん原作の銀行ドラマ「花咲舞が黙ってない」の続編が今年の7月から始まるみたいですね。

元銀行員としては、結構この手のドラマは気になるものです。

「半沢直樹」と「花咲舞」との一番の違いは、「半沢直樹」が銀行の総合職という男性側の目線から描かれているのに対して、「花咲舞」は一般職という女性側の目線で描かれていること。

ここでいう総合職というのは、人事異動で様々な仕事を経験するゼネラリストや特定の部門でキャリアを積んでいくスペシャリストを指しています。

また、一般職というのは、窓口業務などの事務処理や総合職、専門職をサポートするのが主な仕事になります。

そして、銀行という組織をよく表しているなーって関心したのが、舞が第1話の最後に言ったこのセリフ。

私、テラーの仕事からやりたくもない臨店の仕事することになっちゃって…正直腐ってました。

それに、臨店のお仕事って、今までよく知らなかった銀行のお固くて、古くさいところとか、派閥とか、組織とか、出世とか、そういうドロドロとしたところばっかり見えてきちゃって…もう最悪です。

このセリフに出てくる「テラー」というのは「銀行窓口」、「臨店(りんてん)」というのは、問題を起こした支店に行って指導をする仕事のことをいいますが、作者の池井戸氏が元銀行員というだけあって、核心をついている言葉だと思いました。

銀行を志望する人は、必見のドラマです。

Reference:日テレ

『語録.com』『理系就活一問一答』開設者兼管理人。京都大学大学院エネルギー科学研究科修了後、株式会社三井住友銀行に入行。個人及び法人営業にて、海外進出支援、ビジネスマッチング、事業承継・組織再編支援、M&Aのアドバイザリー等の案件に従事した他、ストラクチャードファイナンスやシンジケートローン、資産流動化等を活用した戦略の立案実行支援、新卒採用、プロジェクトマネージャーとしてリスク管理や市場部門システムの企画開発に従事。退職後は、個人事業主として、金融業界志望者向け就職支援、及び、中小企業・個人事業主向け財務コンサルティングに従事。また、株式会社ドリームキャリアでは、理系ナビキャリアアドバイザーとして、理系に特化した就職支援・採用支援に従事。現在は、株式会社コトラにて、理系学生の就職やキャリア支援の他、金融やコンサル、IT、経営層向けの転職支援を行う。理系就活支援歴は10年。大学講演含め、就活セミナー開催実績100回以上。支援学生数は1500名超。