稲盛和夫「自分が過ごそうと思う人生に応じた考え方を持つことが大切」

by 稲盛 和夫(京セラ名誉会長)

人生という山に登るとき、(中略)たった一回しかない人生、ええかげんでも楽しく生きたいと思うなら、ハイキング気分で行ってもいいだろう。しかし、富士山に登りたいと思うなら、それなりの準備が要るし、体力も要る。ましてや、冬のヒマラヤに登ろうと思えば、それに勝る完璧な装備が必要になります。

どの山に登りたいのか、つまり、どういう人生を送りたいのか、どういう会社経営をしたいのか、それに応じた考え方、フィロソフィが必要なのです。

ですから「稲盛さんはこんな考え方が大事ですよと言うが、それは、京セラという会社をつくるのに必要な考え方であって、自分はそれほどの会社にしようとは思ってはいないから、もっと程度の低い考えでもいいだろう」と思うのは結構です。

哲学はなるべく次元の高いものであるべきだとは思いますが、それは立派な人生を送りたいと思うからこそ必要なのであって、もっとええかげんな人生で終わってもいいと思うなら、あまり次元が高くなくてもいい。

自分が過ごそうと思う人生に応じた考え方を持つことが大切なのです。

Reference:「信念」に関する成功者の言葉

人生をよりよく生きるために必要なTサイクルの8つの要素。今回は、そのうちの1つ、自分が正しいと信じていること(信念)に関する名言をご紹介しました。





−−

”What the world needs most is people who are less bound by prejudice. It needs more love, more generosity, more mercy, more openness

ー Jack Kornfield
Top Photo By BK, on Flickr

京都大学大学院エネルギー科学研究科修了後、三井住友銀行に入行。理系採用に従事したことをきっかけに人材ビジネスを開始。以来、10年以上、一貫して理系に特化した就職、採用支援に携わる。理系のキャリアの魅力をより多くの人に知ってもらいたいとの想いから、理系屋(http://rikeiya.com/)を設立。理系学生の就職、採用支援に加え、中高生や保護者を対象に、理系に関するキャリア教育を行う。 【運営サイト】名言や格言によるキャリア支援サイト〜語録.com(http://career56.com/)、理系就活のプロが理系就活のお悩みを解決〜理系就活一問一答(http://rikeishukatsu-q-a.com/)、「数学は社会で、役に立つの?」を解説〜(https://ameblo.jp/rikeiya-com/)【関連書籍】「自分を活かす」進路を選ぶ! 最新理系就職ナビ(https://amzn.to/2FaJbj8)