稲盛和夫「自分が過ごそうと思う人生に応じた考え方を持つことが大切」

by 稲盛 和夫(京セラ名誉会長)

人生という山に登るとき、(中略)たった一回しかない人生、ええかげんでも楽しく生きたいと思うなら、ハイキング気分で行ってもいいだろう。しかし、富士山に登りたいと思うなら、それなりの準備が要るし、体力も要る。ましてや、冬のヒマラヤに登ろうと思えば、それに勝る完璧な装備が必要になります。

どの山に登りたいのか、つまり、どういう人生を送りたいのか、どういう会社経営をしたいのか、それに応じた考え方、フィロソフィが必要なのです。

ですから「稲盛さんはこんな考え方が大事ですよと言うが、それは、京セラという会社をつくるのに必要な考え方であって、自分はそれほどの会社にしようとは思ってはいないから、もっと程度の低い考えでもいいだろう」と思うのは結構です。

哲学はなるべく次元の高いものであるべきだとは思いますが、それは立派な人生を送りたいと思うからこそ必要なのであって、もっとええかげんな人生で終わってもいいと思うなら、あまり次元が高くなくてもいい。

自分が過ごそうと思う人生に応じた考え方を持つことが大切なのです。

Reference:「信念」に関する成功者の言葉

人生をよりよく生きるために必要なTサイクルの8つの要素。今回は、そのうちの1つ、自分が正しいと信じていること(信念)に関する名言をご紹介しました。



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”What the world needs most is people who are less bound by prejudice. It needs more love, more generosity, more mercy, more openness

ー Jack Kornfield
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『語録.com』『理系就活一問一答』開設者兼管理人。京都大学大学院エネルギー科学研究科修了後、株式会社三井住友銀行に入行。個人及び法人営業にて、海外進出支援、ビジネスマッチング、事業承継・組織再編支援、M&Aのアドバイザリー等の案件に従事した他、ストラクチャードファイナンスやシンジケートローン、資産流動化等を活用した戦略の立案実行支援、新卒採用、プロジェクトマネージャーとしてリスク管理や市場部門システムの企画開発に従事。退職後は、個人事業主として、金融業界志望者向け就職支援、及び、中小企業・個人事業主向け財務コンサルティングに従事。また、株式会社ドリームキャリアでは、理系ナビキャリアアドバイザーとして、理系に特化した就職支援・採用支援に従事。現在は、株式会社コトラにて、理系学生の就職やキャリア支援の他、金融やコンサル、IT、経営層向けの転職支援を行う。理系就活支援歴は10年。大学講演含め、就活セミナー開催実績100回以上。支援学生数は1500名超。