稲盛和夫「心の庭は手入れしなければならない」

by 稲盛 和夫(京セラ 創業者)

「思い」というものは人間の心から生まれる。人間の心というのは、「自分さえ良ければいい」という利己的な心と「他の人々を助けてあげたい」という利他的な心、この2つから成り立っている。重要なのは、2つの心のうちどちらの割合が大きいかという点だ。

これついて、イギリスの啓蒙思想家ジェームズ・アレンは心を庭に例えてこのように説く。「優れた園芸家は、庭を耕し、雑草を取り除き、美しい草花の種を蒔き、それを育み続けます」。

つまり、利他的な心を養いたいと思うのであれば、絶え間ない「心の手入れ」が必要だということである。これを、まるで雑草が伸びっ放しの庭を放置するように心の手入れを怠れば、それに従うような人間性や人格が培われる。そして、そのような人間のもとには、それに相応しいだけの困難が次々と訪れるだろう。

片や、美しい心を持ち続けるのであれば、すばらしい人間性、人柄、人格を自分が手にすることができるだけでなく、それに合ったように良い出来事が起きるようになる。心から幸せだと思える理想的な環境は、他でもない「思い」が作り出す。「思い」はそれほど大きな力を持っている。

したがって、一生懸命勉学や仕事に精を出すのはもちろんのこと、心の手入れや整理はそれにも増して気にかけて施すことが肝心だ。「自分さえよければ良い」という利己的な心をできるかぎり抑えるべく、利他の心の庭を手入れしなければならない

Reference:稲盛和夫流、自分の「思い」を必ず実現させる6つの精進方法

人生をよりよく生きるために必要なTサイクルの8つの要素。今回は、そのうちの1つ、他者(他者承認)に関する名言をご紹介しました。


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”Nobody is ever too old to dream. And dreams never grow old

ー L.M. Montgomery
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就職転職コンサルタント兼『語録.com』『理系就活一問一答』開設者兼管理人。 京都大学大学院エネルギー科学研究科修了後、株式会社三井住友銀行に入行。個人及び法人営業にて、海外進出支援、ビジネスマッチング、事業承継・組織再編支援、M&Aのアドバイザリー等の案件に従事した他、ストラクチャードファイナンスやシンジケートローン、資産流動化等を活用した戦略の立案実行支援、新卒採用、プロジェクトマネージャーとしてリスク管理や市場部門システムの企画開発に従事。 退職後は、個人事業主として、金融業界志望者向け就職支援、及び、中小企業・個人事業主向け財務コンサルティングに従事。また、株式会社ドリームキャリアでは、理系ナビキャリアアドバイザーとして、理系に特化した就職支援、採用支援、書籍出版等に従事。現在は、株式会社コトラにて、理系学生の就職やキャリア支援の他、金融やコンサル、IT、経営層向けの転職支援を行う。担当領域は不動産金融、事業承継、再生エネルギー、製造。理系就活支援歴は10年。大学講演含め、就活セミナー開催実績100回以上。支援学生数は1500名超。 成功するために必要な8つの要素に関する名言集〜語録.com(http://career56.com/)、理系就活のプロが理系就活のお悩みを解決〜理系就活一問一答(http://rikeishukatsu-q-a.com/)、「自分を活かす」進路を選ぶ! 最新理系就職ナビ(https://amzn.to/2FaJbj8)