知らないと損するお金の話

知らないとヤバイお金の話「生命保険は、命をかけたギャンブル」

by 【図解】知らないとヤバイお金の話

生命保険の仕組みって難しそうですよね?

でも、次のように考えると、理解しやすいのではないでしょうか。

生命保険は、命をかけた「ギャンブル」です。

この言い方ではちょっとわかりにくいと思うので、具体例をあげて説明します。

例えば、65歳までに死ねば1億円の保険金が支払われる契約があったとします。

この契約は、見方を変えると、「65歳までに死ねば加入者の勝ち、死ななければ保険会社の勝ち」と言い換えることができます。

また、保険に対して支払う保険料をチップ(賭け金)と考えると、生命保険は自分が死ぬ方にかけたギャンブルと同じだと言えます(少し乱暴な言い方ではありますが…)。

とするならば、このギャンブルが我々にとって有利なのか不利なのか、その構造を見ておくことは大切なことです。

「保険会社のセールスに勧誘されてなんとなく入ってしまった」とか「両親が加入してくれていた」という場合は、保険内容や必要性を理解できていないことが多いため、ギャンブルする前から負けを認めているのと同じです。

なので、ギャンブルをするのであれば、自分が行っているギャンブル、つまり、加入している保険が、自分にとって有利なのか不利なのかを知っておく必要があるということです。

こちらの表をご覧下さい。

簡易生命表(H25)

この表は、特定の年齢まで生存する者の割合を厚生労働省がまとめたものです(出典:平成 25 年簡易生命表の概況 )。

この表によると、平成25年生まれの場合、40歳まで生存する人の割合は『男性が98.1%、女性が98.9%』、65歳まで生存する人の割合は『男性が88.0%、女性が93.9%』であることがわかります。

先日の記事(知らないとヤバイお金の話「独身の場合、生命保険は必要ない」)の中で、生命保険には、自分が死んだら困る相手にお金を遺すという特徴があることをお話しましたが、この表を見ると、ほとんどの人が65歳まで生き残ることがわかります。

65歳といえば、子供がいたとしても経済的に自立している年齢です。

また、自立しているなら、自分が死んでも経済的に困ることはないので、生命保険に加入する必要はないように思えます。

でも、ほとんどの人が保険には入りますよね?なぜでしょう?

一家の収入減を失ってしまうと、家族や子どもを路頭に迷わせることになりかねません。

いくら少ない確率でも、その危険性が0%でない以上なんらかの方法でリスクヘッジをする必要があります。

たとえ可能性が低くても、一家の収入が無くなる可能性があるので、そのリスクヘッジ策として保険に加入するわけです。

でも、こうして考えると、保険というギャンブルは、負ける確率がかなり高いと思いませんか?

つまり、負ける前提でしなければならない勝負だからこそ、保険加入期間や賭け金である毎月の保険料を必要最低限に抑える必要があるのです。

 

Reference:【図解】知らないとヤバイお金の話
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About ゆう

銀行出身のキャリアアナリスト