沼田晶弘「やりたいことがわからないのは、自分でブレーキを踏んでいるだけ」

by 沼田 晶弘(東京学芸大学附属世田谷小学校 教諭)

―― 沼田先生のクラスでは、児童がそれぞれ目標を決め、やりたいプロジェクトを立ち上げていますが、世の中には「自分のやりたいことがわからない」という人も多いと思います。

自分のやりたいことなんて、ボク自身もあまりよくわかっていないですよ。よく「将来のビジョンは何ですか」と聞かれますが、普通に暮らして、家のローンを払いながら、月1回はゴルフに行って、居酒屋で飲めればいい。「日本の教育をどう変えたいですか」と言われても、別に変えるつもりはありません。

おそらく多くの人は「やりたいことがわからない、見つからない」のではなく、自分でブレーキを踏んでいるだけなのだと思います。「恥ずかしい」とか「失敗するんじゃないか」と考えているんですね。だからボクは、いただいた仕事をできる限り断らないようにしています。断ったり、選んだりすると、自分の好みに偏ってしまいそうなので。実はいろいろな理由で断った仕事にこそ、チャンスが隠れているのではないかと思うんです。

Reference:小学生を「学び続ける自走集団」に変えるぬまっち先生流・やる気を引き出すしかけづくりとは(後編)

人生をよりよく生きるために必要なTサイクルの8つの要素。今回は、そのうちの1つ、興味や関心など、自分(自己承認)に関する名言をご紹介しました。


−−

”We change, but always at a cost: to win this you lose that

ー Geoffrey Wolff
Top Photo By BK, on Flickr

京都大学大学院エネルギー科学研究科修了後、三井住友銀行に入行。理系採用に従事したことをきっかけに人材ビジネスを開始。以来、10年以上、一貫して理系に特化した就職、採用支援に携わる。理系のキャリアの魅力をより多くの人に知ってもらいたいとの想いから、理系屋(http://rikeiya.com/)を設立。理系学生の就職、採用支援に加え、中高生や保護者を対象に、理系に関するキャリア教育を行う。 【運営サイト】名言や格言によるキャリア支援サイト〜語録.com(http://career56.com/)、理系就活のプロが理系就活のお悩みを解決〜理系就活一問一答(http://rikeishukatsu-q-a.com/)、「数学は社会で、役に立つの?」を解説〜(https://ameblo.jp/rikeiya-com/)【関連書籍】「自分を活かす」進路を選ぶ! 最新理系就職ナビ(https://amzn.to/2FaJbj8)