和波俊久「成功したければ、アイデアからスタートするな」

by 和波 俊久(Lean Startup Japan LLC代表)

—-起業するときは「実現したいアイデア」があり、それをもとにどう事業化するのか、先に計画を立ててから実行するのが一般的だと思います。しかし和波さんは、「ビジネスモデルを考えるほど、失敗する確率が高くなる」と著書で言っていますが、その理由を教えてください。

和波:ビジネスモデルというアイデアを持つとそれを実現することだけを目指してしまい、経営者が成長しなくなってしまうからです。今も昔もビジネスは「アイデアが良ければ成功する」と言われています。しかし、私自身の体験や支援してきた起業家の成否を観察すると、最初にアイデアを固めなかった起業家のほうが圧倒的に生き残る確率が高いのです。(中略)

和波:まさに、GoogleやFacebookの創業者たちが成功した理由も同じで。彼らが検索エンジンやFacebookを生み出せたのは、良いアイデアを思いついたからではありません。自分たちが取り組んでいる課題がなぜ発生して、どう解決していけばいいのかをひたすら考えたからです。こうした課題を考え抜くと、課題の構造を正しく捉えることができ、的を射た解決策がアイデアとして出てくるんです。つまり、アイデアは起業のスタートラインではなく、課題を理解して、解決策を模索し続けた後に辿り着いたゴールなんです。

Reference:「仕事・お金の悩み」に関する成功者の言葉#4

人生をよりよく生きるために必要なTサイクルの8つの要素。そのうちの3つ、「自己承認」「他者承認」「自己効力感」から、人の悩みは、大きく3つのカテゴリー、「自己の悩み」「人間関係の悩み」「仕事・お金の悩み」に分けることができます(参考記事:「人が悩む3つの要素」「人が悩む3つの要素#2」)。

例えば、「自己の悩み」とは、自分の能力や健康のこと、「人間関係の悩み」とは、教育や交友、子育てのこと、「仕事・お金の悩み」とは、キャリアや給与のこと。

今回は、「仕事・お金の悩み」に関する名言をご紹介しました。



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”Look forward with hope. Not backwards with regret

ー Author Unknown ”
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『語録.com』『理系就活一問一答』開設者兼管理人。京都大学大学院エネルギー科学研究科修了後、株式会社三井住友銀行に入行。個人及び法人営業にて、海外進出支援、ビジネスマッチング、事業承継・組織再編支援、M&Aのアドバイザリー等の案件に従事した他、ストラクチャードファイナンスやシンジケートローン、資産流動化等を活用した戦略の立案実行支援、新卒採用、プロジェクトマネージャーとしてリスク管理や市場部門システムの企画開発に従事。退職後は、個人事業主として、金融業界志望者向け就職支援、及び、中小企業・個人事業主向け財務コンサルティングに従事。また、株式会社ドリームキャリアでは、理系ナビキャリアアドバイザーとして、理系に特化した就職支援・採用支援に従事。現在は、株式会社コトラにて、理系学生の就職やキャリア支援の他、金融やコンサル、IT、経営層向けの転職支援を行う。理系就活支援歴は10年。大学講演含め、就活セミナー開催実績100回以上。支援学生数は1500名超。