ヴィクトール・フランクル「刺激と反応の間には空間がある」

byヴィクトール・フランクル(精神科医)

一日をできる限り最高のものにする秘訣は、その日のスタート方法にある。毎朝、その日を成功させるための意志を持つこと。例えば、「今日は何ごとにも明確かつ冷静なアプローチをとる」とか、「予想外のことが起きても、前向きな考え方を保つ」など。

一日の始まりに数分間、心の中で、きょう起きることに堂々と対応する自分を想像してみる。重要なのは考え方だ。このように、良い思考を自ら選ぶ行為を朝のルーチンに加える以外にも、自分のやる気と意識を高める方法はたくさんある。

自分の反応に意志を持たせ、「対応能力」を活用すること。この考え方は、著名ビジネス思想家のスティーブン・R・コヴィーが引用したことで有名になった次の格言を基にしている。「刺激と反応の間には空間がある。その空間に、自分の対応を選ぶ力がある。その対応の中に、自分の成長と自由がある」

困難な状況にどう対応するかという意志を持てば、状況に反応するのではなく、意図を持って対応できる。反応の中核となるものは感情だが、そうではなくその瞬間に積極的に関与すれば、怒りや失望に任せた反応を取ることを避けられる。同僚にミーティングをドタキャンされてしまったらいら立ちを感じるだろうが、そんなことで心の安静を乱されてはいけない。

意志を持つことで、自分の態度をコントロールすること。そして、簡単に忘れられることに気を取られて前向きな考え方をやめないこと。

Reference:成功する人が「目標設定」の代わりにすること

本ブログでご紹介している名言や格言は、人生をより良く生きるために必要なTサイクルの8つの要素(「自己承認」「他者承認」「自己効力感」「目的」「行動」「信念」「個人的要因」「環境的要因」)に関するものです。

“何をやっても上手くいかない”“毎日がつまらない”と感じるのは、Tサイクルがうまく回っていないのかもしれません。

Tサイクルがうまく回っていない場合、あなたの考え方(信念)や目的を実現させる方法(行動)、自分を取り巻く状況(環境的要因)など、Tサイクルのいずれかの要素に問題がある可能性がありますので、Tサイクルの8つの要素に係る名言や格言を参考にしてみて下さい。

いずれかの要素で参考になる言葉が見つかれば、それが今のあなたにとって、必要な考え方になります。その言葉を、今のあなたに取り入れることが出来れば、Tサイクルは回り始めるでしょう。

なお、Tサイクルの各要素は、ブログ記事のタグになっているので、要素ごとの名言や格言を簡単に参照することができます。

また、自分や人間関係、仕事、お金に関するお悩みをお持ちの方は、「自己の悩み」「人間関係の悩み」「仕事の悩み」「お金の悩み」タグをご参照下さい。

あなたの人生を、より良くするための言葉が見つかれば幸いです。



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”It’s up to you to take the broken pieces of your life, and yourself, and build something beautiful out of it all

ー Karen Salmansohn ”
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『語録.com』『理系就活一問一答』開設者兼管理人。京都大学大学院エネルギー科学研究科修了後、三井住友銀行に入行。預金・為替・融資業務から、銀行システムの企画開発、新卒採用活動まで幅広く従事。退職後は、中小企業向け財務コンサルティング及び金融業界志望者向け就職支援会社設立。現在は、理系ナビのキャリアアドバイザーとして、理系学生の就職やキャリアに関するアドバイスを行う。理系就活支援歴10年。大学講演含め、就活セミナー開催実績100回以上。支援学生数は1500名超。