デール・カーネギー「常に相手の立場に身を置き、相手の立場から物事を考える」

byデール・カーネギー(作家)

「相手の欲しがっているものなんて人それぞれでは?」と思う人もいるかもしれない。カーネギーはその疑問に対し、「相手を論理の動物だと思ってはならない。相手は感情の動物」である、とその理由を解説していく。

人間が行動を起こすなかで、最も強い衝動のひとつとされる「自分が重要人物でありたい」という欲求、すなわち“自己の重要感”に着目し、それを満たしてあげることが大切なのだと説く。

この欲求は、食欲や睡眠欲と同様にとても強い欲求でありながら、自分で解消できるものではない。他者とのコミュニケーションが必要となるため、自分だけで満たされることがない。だから、あなたが相手の「自己の重要感」を満たしてあげることが効果的なのだと続ける。

そして、相手の“自己の重要感”を満たしてあげるために有効な手段となるのが、「褒めること」だとカーネギーは言う。ただ、闇雲に「すごいね」と褒めるのではない。どんな小さな部分でもいいので、決して批判せずに心から、そして具体的に称賛するのが大切だという。

カーネギーは「本書から“常に相手の立場に身を置き、相手の立場から物事を考える”という、たったひとつのことを学び取っていただければ、成功への第一歩がすでに踏み出されたことになる」と述べている。

Reference:不朽の名作、カーネギーの「人を動かす」 その本質と唯一の方法とは

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”Stay patient and trust your journey

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『語録.com』『理系就活一問一答』開設者兼管理人。京都大学大学院エネルギー科学研究科修了後、三井住友銀行に入行。預金・為替・融資業務から、銀行システムの企画開発、新卒採用活動まで幅広く従事。退職後は、中小企業向け財務コンサルティング及び金融業界志望者向け就職支援会社設立。現在は、理系ナビのキャリアアドバイザーとして、理系学生の就職やキャリアに関するアドバイスを行う。理系就活支援歴10年。大学講演含め、就活セミナー開催実績100回以上。支援学生数は1500名超。