アルフレッド・アドラー『誰も認めてくれなくても、「あなたから」始めるのだ』

byアルフレッド・アドラー(精神科医)

「『なぜ隣人を愛さなければいけないのか』『私の隣人は私を愛してくれるのか』と尋ねる人は協力する訓練ができておらず、自分にしか関心がないことを露呈している。人生におけるあらゆる失敗の原因は、自分のことしか考えていないことにある」と述べたのです。

さらにアドラーは自らが提唱する共同体感覚とほぼ同じようなメッセージを、様々な宗教が発信していることにも言及しました。「人々が協力しあうことを最終目標としているあらゆる活動や努力に私は賛同する。このような考え方に価値があることが、今や科学的に確認できるようになったことは興味深い」と。

アドラーの教えはキリストの教えと近いものがあります。「誰かが始めなくてはならない。他の人が協力的でなくても関係ない。あなたが始めるべきだ」。つまり「隣人があなたを愛してくれなくても、あなたから愛しなさい」と述べているのです。この一文は、すべての苦しみから抜け出すための神髄を述べているように私には感じられます。

ー アルフレッド・アドラー 人生に革命が起きる100の言葉

Reference:「自己の悩み」に関する成功者の言葉#2

人生をよりよく生きるために必要なTサイクルの8つの要素。そのうちの3つ、「自己承認」「他者承認」「自己効力感」から、人の悩みは、大きく3つのカテゴリー、「自己の悩み」「人間関係の悩み」「仕事・お金の悩み」に分けることができます(参考記事:「人が悩む3つの要素」「人が悩む3つの要素#2」)。

例えば、「自己の悩み」とは、自分の能力や健康のこと、「人間関係の悩み」とは、教育や交友、子育てのこと、「仕事・お金の悩み」とは、キャリアや給与のこと。

今回は、「自己の悩み」に関する名言をご紹介しました。



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”It is not necessary to move mountains to move mountains. It is necessary only to move pebbles

ー Neale Donald Walsch
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『語録.com』『理系就活一問一答』開設者兼管理人。京都大学大学院エネルギー科学研究科修了後、株式会社三井住友銀行に入行。個人及び法人営業にて、海外進出支援、ビジネスマッチング、事業承継・組織再編支援、M&Aのアドバイザリー等の案件に従事した他、ストラクチャードファイナンスやシンジケートローン、資産流動化等を活用した戦略の立案実行支援、新卒採用、プロジェクトマネージャーとしてリスク管理や市場部門システムの企画開発に従事。退職後は、個人事業主として、金融業界志望者向け就職支援、及び、中小企業・個人事業主向け財務コンサルティングに従事。また、株式会社ドリームキャリアでは、理系ナビキャリアアドバイザーとして、理系に特化した就職支援・採用支援に従事。現在は、株式会社コトラにて、理系学生の就職やキャリア支援の他、金融やコンサル、IT、経営層向けの転職支援を行う。理系就活支援歴は10年。大学講演含め、就活セミナー開催実績100回以上。支援学生数は1500名超。