「自己の悩み」に関する成功者の言葉

人の悩みは、大きく3つのカテゴリー、「自己」「人間関係」「仕事・お金」に分けられる。例えば、「自己」に関する悩みとは、自分の能力や健康のこと、「人間関係」に関する悩みとは、交友のこと、「仕事・お金」に関する悩みとは、業務内容や給与のこと。

今回は、成功者の「自己の悩み」への向き合い方や捉え方を、名言や格言を通して紹介する。

スティーブ・ジョブズ(アップル創業者)

三つ目のお話は、死についてです。

十七歳のときに読んだ本に書いてありました。「毎日を人生最後の日と思って努力すれば、いずれ望みはかなえられる」この考えは私に大きな影響を与えました。

過去三十三年間、毎日朝起きて自分の顔を鏡で見ながら、「もし今日が自分の人生最後の日だったら、今日の予定をそのままこなすか?」を問い続けました。そして何日もその答えがノーであれば、何かを変えなくてはいけないと思いました。

いずれは自分も死を迎えるという考えは人生で大きな決断をする際に大変役に立ちます。見栄、他人の目、失敗の恥ずかしさ、そして恐れ。それらの感情は死を前にすると色あせてしまう。何が一番大切かを教えてくれます。死を意識することで「自分には失うものがある」というのは幻想であると気づくのです。我々はみな裸で生まれ、裸で死んでいきます。自分の心の叫びを指針にすべきです。

Reference:ぜひ読んでほしい。スティーブ・ジョブズの名スピーチ

アルフレッド・アドラー(精神科医)

人は居場所がないと感じると精神を病んだり、アルコールに溺れたりする。他者に貢献することで居場所を確保すればよい。

Reference:人が精神を病んだり、アルコールに溺れるのは、◯◯がないからである

リチャード・P.ファインマン(物理学者)

ある考えについて、子どもにもわかる簡単な言葉(つまり、もっとも一般的な言葉だけを使うこと)で最初から最後まで書くとなると、そのコンセプトに対する理解を深めて、アイデア間の関係やつながりを単純化せざるをえなくなる。

そして、何かに苦労するときには、どこに『知識のすき間』があるのかがはっきりとわかる。こうした緊張は有益なものだ。これこそが、学びの機会の前触れなのだ。

Reference:アインシュタイン、ファインマン、マスクに学ぶ「高速学習の秘訣」





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”Don’t worry if someone does not like you. Most people are struggling to like themselves

ー Karen Salmansohn
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理系屋代表